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3675 クロスマーケ

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クロス・マーケティンググループ---2Qは海外がけん引役となり、順調に進捗。通期も事業上は営業増益を維持


 

クロス・マーケティンググループ<3675>は14日、2017年12月期第2四半期(17年1~6月)連結決算を発表した。事業上は海外リサーチ事業の牽引により順調に進捗しているものの、Kadence社の株式譲渡契約に基づき発生した追加支払いにより、のれん償却費、減損損失を計上しており、売上高が前年同期比11.5%増の81.41億円、営業利益が同4.1%減の4.11億円、経常利益が同7.8%減の3.40億円、親会社株主に帰属する四半期純損失が1.84億円(前年同期は1.41億円の利益)となった。

リサーチ事業に関しては、国内・海外の事業会社ともに、新規顧客開拓及び既存顧客の深耕を進め、総合的なマーケティングリサーチサービスの提供を行った。国内の事業会社については、主力事業会社であるクロス・マーケティングを中心に堅調に推移し、海外の事業会社についても、英国、米国、インドネシア等の好調な拠点のけん引により、前年同期を上回る水準で推移した。

ITソリューション事業に関しては、第1四半期に引き続き、クロス・プロップワークス及びクロス・ジェイ・テックが堅調に推移した。同事業全体として、積極的な営業展開による新規顧客に加え、既存顧客から継続的に案件を受注している。

なお、上記の通り同日にのれん償却費の追加計上および減損損失の計上を発表しており、これに伴い2017年12月期通期業績についても修正を発表している。売上高が前期比8.6%増(前回予想通り)の173.50億円、営業利益が同14.2%減(前回予想比17.8%減)の11.51億円、経常利益が同15.5%減(同22.5%減)の10.71億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同70.0%減(同69.6%減)の2.51億円としている。

《TN》

 提供:フィスコ

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