FDKが急反落、液晶ディスプレー市場の低迷長期化で17年3月期業績は計画下振れ
FDK<6955>が急反落。13日の取引終了後、集計中の17年3月期連結業績について、売上高が従来予想の750億円から735億円(前期比9.0%減)へ、営業損益が2億円の黒字から3億5000万円の赤字(前期15億8000万円の黒字)へ、最終損益が1000万円の黒字から32億円の赤字(同1億6700万円の黒字)へ下振れたようだと発表しており、営業増益予想から一転して赤字で着地したことが嫌気されている。
電子事業において、下期に市況の回復を見込んでいた液晶ディスプレー市場の低迷が長期化したことや、下期にデジタルカメラ市場がさらに悪化したことに加えて、民生および産業機器向けコイル市場での競争激化などが売上高・営業利益を下振れさせた。また、電子事業にかかわる固定資産について減損損失24億円を計上したことなども、最終損益の大幅な悪化につながったとしている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
電子事業において、下期に市況の回復を見込んでいた液晶ディスプレー市場の低迷が長期化したことや、下期にデジタルカメラ市場がさらに悪化したことに加えて、民生および産業機器向けコイル市場での競争激化などが売上高・営業利益を下振れさせた。また、電子事業にかかわる固定資産について減損損失24億円を計上したことなども、最終損益の大幅な悪化につながったとしている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)