太平洋セメントが急反騰、17年3月期最終利益予想の上方修正と自社株買い発表
太平洋セメント<5233>が急反騰。25日の取引終了後、17年3月期の連結業績見通しについて、最終利益を380億円から520億円(前期比42.8%増)へ上方修正したことが好感されている。
デイ・シイの完全子会社化に伴い、負ののれん発生益172億円を特別利益に計上することなどが要因。なお、国内セメント販売数量減の影響を受ける一方で、製造原価低減努力などが奏功することから、売上高は8240億円から8050億円(前期比3.6%減)へ下方修正し、営業利益は620億円(同2.6%増)の従来予想を据え置いた。
同時に、自社株買いを発表したことも好材料視されているようだ。上限を3500万株(発行済み株数の2.76%)、または100億円としており、取得期間は10月26日から来年1月31日まで。中期経営計画に基づき、株主へ利益還元を図るのが目的としている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
デイ・シイの完全子会社化に伴い、負ののれん発生益172億円を特別利益に計上することなどが要因。なお、国内セメント販売数量減の影響を受ける一方で、製造原価低減努力などが奏功することから、売上高は8240億円から8050億円(前期比3.6%減)へ下方修正し、営業利益は620億円(同2.6%増)の従来予想を据え置いた。
同時に、自社株買いを発表したことも好材料視されているようだ。上限を3500万株(発行済み株数の2.76%)、または100億円としており、取得期間は10月26日から来年1月31日まで。中期経営計画に基づき、株主へ利益還元を図るのが目的としている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)