ペプチドリームが上値指向、特殊ペプチド分野での医薬品共同開発に期待
ペプチドリーム<4587>の上値指向鮮明。9月中旬以降に上げ足を強め、時価は13週移動平均線との下方カイ離を解消している。特殊なアミノ酸である特殊ペプチドを活用した創薬基盤技術を商業化し、創薬初期段階から収入を得られる点が同社の収益面での優位性となっている。特殊ペプチドは核酸医薬とならび、抗体医薬に続くネクストステージのバイオ医薬品として注目度が高い。世界のメガファーマをはじめ製薬大手との共同開発契約が相次いでいることが同社の将来性を担保する。足元の業績も好調、16年6月期業績は営業利益段階で前の期比83%増益を達成、17年3月期予想について会社側は非開示ながら、市場関係者の間では大幅増収増益を見込む声が強い。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)