ファーストリテがウリ気配スタート、16年8月期業績・配当予想を下方修正
ファーストリテイリング<9983>がウリ気配スタートとなっている。7日の取引終了後、16年8月期の連結業績見通しについて、営業利益を1800億円から1200億円(前期比27.0%減)へ、純利益を1100億円から600億円(同45.5%減)へ下方修正したことが嫌気されている。暖冬の影響で単価の高いコートなどの売れ行きが落ち込み国内ユニクロ事業が計画を下回っているほか、中国景気の減速の影響などを受けて海外ユニクロ事業についても苦戦していることが要因という。為替レートが期初に比べて円高となったことで、為替差損175億円を織り込んだことも響くとしている。なお、売上高は1兆8000億円(同7.0%増)の従来予想を据え置いた。
また、業績予想の修正を受けて、従来185円を予定していた期末配当についても165円に減額修正しており、これも弱材料視されているようだ。中間配当と合わせた年間配当は350円(従来予想370円)となり、連続増配は4期でストップすることになる。
なお、同時に発表した第2四半期累計(15年9月~16年2月)決算は、売上高1兆116億円(前年同期比6.5%増)、営業利益993億4100万円(同33.8%減)、純利益470億4300万円(同55.1%減)だった。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
また、業績予想の修正を受けて、従来185円を予定していた期末配当についても165円に減額修正しており、これも弱材料視されているようだ。中間配当と合わせた年間配当は350円(従来予想370円)となり、連続増配は4期でストップすることになる。
なお、同時に発表した第2四半期累計(15年9月~16年2月)決算は、売上高1兆116億円(前年同期比6.5%増)、営業利益993億4100万円(同33.8%減)、純利益470億4300万円(同55.1%減)だった。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)