フリービットや日本通信など売られる、ＬＩＮＥのＭＶＮＯ参入に警戒感

　フリービット<3843>やワイヤレスゲート<9419>、日本通信<9424>などＭＶＮＯ（仮想移動体通信事業者）関連銘柄が軒並み大幅安となっている。ＬＩＮＥ（東京都渋谷区）が２４日、同社開催の「ＬＩＮＥ　ＣＯＮＦＥＲＥＮＣＥ　ＴＯＫＹＯ　２０１６」で、新たにＭＶＮＯ事業に参入し、今夏をメドにサービスを開始すると発表しており、競争激化が警戒されている。

　ＬＩＮＥが始める新サービス「ＬＩＮＥモバイル」は、料金を月５００円からの予定で、同社の対話アプリを使う際のデータ通信を使い放題にしたのが特徴。また、フェイスブックやツイッターなども無制限で使えるようにするとしており、既存のＭＶＮＯにとっては脅威となることが予想される。上記の銘柄のほかにも、インターネットイニシアティブ<3774>や、２４日に新規上場したベネフィットジャパン<3934>なども大幅安となっている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）