千代化が後場一段安、16年3月期業績・配当予想を下方修正
千代田化工建設<6366>が後場一段安。この日正午ごろ、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を6000億円から5800億円(前期比20.6%増)へ、営業利益を200億円から110億円(同48.8%減)へ、最終利益を120億円から25億円(同77.3%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
海外の石油関連プロジェクトにおいて、工事予想原価の見積りを見直した結果、納期を守るための建設工事費用の増加が見込まれることや、原油価格の低迷の影響で英国子会社など海外グループ会社の業績が悪化したことが要因。さらに、英国子会社にかかるのれんの減損損失を計上する見込みであることも利益を押し下げるとしている。なお、想定為替レートの前提を1ドル=120円から115円に変更している。
また、業績予想の修正に伴い、従来14円を予定していた期末一括配当を8円に引き下げるとあわせて発表したことも弱材料視されている。なお、前期実績の13円に比べて5円の減配となる。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
海外の石油関連プロジェクトにおいて、工事予想原価の見積りを見直した結果、納期を守るための建設工事費用の増加が見込まれることや、原油価格の低迷の影響で英国子会社など海外グループ会社の業績が悪化したことが要因。さらに、英国子会社にかかるのれんの減損損失を計上する見込みであることも利益を押し下げるとしている。なお、想定為替レートの前提を1ドル=120円から115円に変更している。
また、業績予想の修正に伴い、従来14円を予定していた期末一括配当を8円に引き下げるとあわせて発表したことも弱材料視されている。なお、前期実績の13円に比べて5円の減配となる。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)