J・TECが急反落、自家培養表皮ジェイスなど計画下回り16年3月期業績予想を下方修正
ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774>が急反落。15日の取引終了後、16年3月期の単独業績見通しについて、売上高を17億3400万円から14億2500万円(前期比7.9%増)へ、営業損益を7億7300万円の赤字から8億9500万円の赤字(前期9億1300万円の赤字)へ下方修正しており、これを嫌気した売りが出ているようだ。
受注に波があること、また、出荷前製造中止率が高めに推移していることから自家培養表皮ジェイスの売り上げが計画を下回っているに加えて、適応症例の獲得に至っていない施設が多いことから自家培養軟骨ジャックの販売も想定を下回っており、これらが業績を下振れさせる。
なお、同社では同時に、再生医療等製品に特化したCRO(臨床開発業務受託)事業を開始すると発表したが、これに対する市場の反応は限定的。再生医療等製品の治験を実施する企業や医療機関を対象に、治験開始前のコンサルティングから承認申請まで臨床開発を一貫してサポートするとしている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
受注に波があること、また、出荷前製造中止率が高めに推移していることから自家培養表皮ジェイスの売り上げが計画を下回っているに加えて、適応症例の獲得に至っていない施設が多いことから自家培養軟骨ジャックの販売も想定を下回っており、これらが業績を下振れさせる。
なお、同社では同時に、再生医療等製品に特化したCRO(臨床開発業務受託)事業を開始すると発表したが、これに対する市場の反応は限定的。再生医療等製品の治験を実施する企業や医療機関を対象に、治験開始前のコンサルティングから承認申請まで臨床開発を一貫してサポートするとしている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)