GNIが一時12%高、F351の肝線維症治療薬としての治験許可をFDAに申請
ジーエヌアイグループ<2160>が急伸し、一時、前週末比21円(11.8%)高の199円まで買われている。午前11時ごろ、新規化合物F351(化合物名:ヒドロニドン)について、肝線維症治療薬としての米国における治験許可申請をFDA(米国食品医薬品局)に提出したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。
F351は、同社が特許を保有する新規化合物で、慢性肝炎に伴う肝線維症の治療薬として、米国と中国で開発している。現在、中国ではB型慢性肝炎に伴う肝線維症の治療薬として第2相臨床試験を行っているが、今回、前臨床のさまざまな安全性試験から得られたデータやCFDA(中国国家食品薬品監督管理総局)におけるCDE(薬品審評センター)の承認のもとに行われた第1相臨床薬理試験データ、さらに現在進行中の中国におけるB型慢性肝炎に伴う肝線維症を適応症とした第2相臨床試験のデータなどを受けて、米国で処方薬として開発することにしたという。
会社側では、治験許可申請がFDAで承認されれば、同試験に続いて臨床試験を米国で行うために提携先を探すこととなるという。なお、16年12月期連結業績への影響はないとしている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
F351は、同社が特許を保有する新規化合物で、慢性肝炎に伴う肝線維症の治療薬として、米国と中国で開発している。現在、中国ではB型慢性肝炎に伴う肝線維症の治療薬として第2相臨床試験を行っているが、今回、前臨床のさまざまな安全性試験から得られたデータやCFDA(中国国家食品薬品監督管理総局)におけるCDE(薬品審評センター)の承認のもとに行われた第1相臨床薬理試験データ、さらに現在進行中の中国におけるB型慢性肝炎に伴う肝線維症を適応症とした第2相臨床試験のデータなどを受けて、米国で処方薬として開発することにしたという。
会社側では、治験許可申請がFDAで承認されれば、同試験に続いて臨床試験を米国で行うために提携先を探すこととなるという。なお、16年12月期連結業績への影響はないとしている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)