レオン自動機が青空圏飛翔、地方創生とアジアでの業容拡大期待で人気再燃
レオン自動機<6272>が大幅高で年初来高値を更新した。製パン機など食品成型機メーカーで高い商品技術力に定評があり、国内コンビニ業界向けや米国向けに高水準の受注を確保している。株価も急騰習性を持ち、2013年11月から14年1月にかけて初動時200円台後半から800円台まで一気に3倍化させた経緯がある。この時は同社の大株主である足利ホールディングス<7167>の再上場に絡む思惑で物色人気を集めたが、直近株価は当時の高値を上回り、実質的な青空圏に突入している。食品加工や、流通、販売にも農業者が総合的に関わる農業の六次化では、地方創生と絡め同社の商機が拡大するとの見方が出ているほか、海外展開に厚く、TPP関連の一角としてアジア地域での業容拡大などに株高思惑が高まっている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)