三浦工が大幅高で青空圏を舞う、業績増額含みで株式需給面も軽い
三浦工業<6005>が大幅高で4連騰、連日の上場来高値更新(株式分割考慮)で注目を集めている。産業用小型ボイラーで国内過半のシェアを誇るトップメーカーだが、省エネ需要を取り込んでいる。保守・サービス網が充実している点が強みで、国内では大型ボイラーから小型への切り替えが進み、設置台数増加に伴うメンテナンス事業の拡大が収益に寄与している。16年3月期は本業の儲けを示す営業利益が5.4%増の95億円を予想するが、会社側の下期前提は保守的として市場では上方修正余地ありとみる向きが多いようだ。信用買い残は枯れ切った状態で信用倍率は0.14倍。株式需給面の軽さが株価の青空圏飛翔を演出している。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)