トランスGが8.5%高、認知症モデルマウスに関する独占実施許諾契約を締結
トランスジェニック<2342>が大幅続伸し、一時、前日比60円(8.5%)高の764円まで買われている。5日の取引終了後、行動医科学研究所の谷口泰造氏が保有する「認知症モデルマウス」に関する全世界での独占実施許諾契約を締結したと発表しており、業容拡大に寄与するとの見方から買いが入っているようだ。
ヒトの認知症にタウ遺伝子の変異が関与することが報告されているが、同マウスは脳に変異タウ遺伝子を発現するトランスジェニックマウスで、ヒトの認知症様の学習能低下を再現することに成功したもの。トランスGでは今後、同マウスの製造販売や非臨床試験受託サービスの提供を開始し、新規治療法の開発に貢献する方針だ。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算は、売上高7億5100万円(前年同期比4.8%増)、営業損益1億3300万円の赤字(前年同期1億2600万円の赤字)だった。16年3月期通期業績予想は、売上高21億5000万円(前期比9.8%増)、営業利益4000万円(同68.8%増)の従来予想を据え置いている。
トランスGの株価は9時18分現在738円(△34円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
ヒトの認知症にタウ遺伝子の変異が関与することが報告されているが、同マウスは脳に変異タウ遺伝子を発現するトランスジェニックマウスで、ヒトの認知症様の学習能低下を再現することに成功したもの。トランスGでは今後、同マウスの製造販売や非臨床試験受託サービスの提供を開始し、新規治療法の開発に貢献する方針だ。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算は、売上高7億5100万円(前年同期比4.8%増)、営業損益1億3300万円の赤字(前年同期1億2600万円の赤字)だった。16年3月期通期業績予想は、売上高21億5000万円(前期比9.8%増)、営業利益4000万円(同68.8%増)の従来予想を据え置いている。
トランスGの株価は9時18分現在738円(△34円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)