JTが大幅続伸、決算発表を受け国内外証券で高評価が相次ぐ格好
JT<2914>が大幅続伸。買い優勢で始まり、高いところでは前日比341円高の4499円まで急騰。その後も大幅高で推移している。
同社は昨日引け後、15年12月期第3四半期累計の連結決算(1~9月)と増配を発表。売上収益は1兆6884億6800万円(決算期変更のため前年同期との比較なし)に、営業利益は4559億100万円となり、1株当たりの期末配当予想は10円引き上げ64円にすることとなった。
売り上げについては国内たばこ事業において総需要減少による減収はあるものの、その他各事業が増収。営業利益は、国内たばこ事業の競争力強化施策に伴う不動産除却損等の計上及び不動産売却益の減少により前年同一期間比352億円減益となっており、配当については、中長期的な成長戦略の実施状況や連結業績を踏まえ増配を決定。
これを受け、モルガン・スタンレーMUFG証券では「増配は若干ポジティブ」、SMBC日興証券では「通期業績に余裕」、クレディ・スイス証券では「印象良し」、ゴールドマン・サックス証券では「業績は想定以下も配当予想引き上げは好印象」、野村証券では「増配、配当性向引き上げで懸念払しょく」、UBS証券では「驚きはないが堅調な業績」と、前向きな評価が相次いでいる。
《MK》
株探ニュース
同社は昨日引け後、15年12月期第3四半期累計の連結決算(1~9月)と増配を発表。売上収益は1兆6884億6800万円(決算期変更のため前年同期との比較なし)に、営業利益は4559億100万円となり、1株当たりの期末配当予想は10円引き上げ64円にすることとなった。
売り上げについては国内たばこ事業において総需要減少による減収はあるものの、その他各事業が増収。営業利益は、国内たばこ事業の競争力強化施策に伴う不動産除却損等の計上及び不動産売却益の減少により前年同一期間比352億円減益となっており、配当については、中長期的な成長戦略の実施状況や連結業績を踏まえ増配を決定。
これを受け、モルガン・スタンレーMUFG証券では「増配は若干ポジティブ」、SMBC日興証券では「通期業績に余裕」、クレディ・スイス証券では「印象良し」、ゴールドマン・サックス証券では「業績は想定以下も配当予想引き上げは好印象」、野村証券では「増配、配当性向引き上げで懸念払しょく」、UBS証券では「驚きはないが堅調な業績」と、前向きな評価が相次いでいる。
《MK》
株探ニュース