アクセルMが急反落、最終赤字幅の拡大を嫌気
アクセルマーク<3624>が3日ぶりに急反落。安いとろでは337円(15.4%)安の1855円まで売られている。
2日引け後、現在集計中の15年9月期連結業績予想の修正を発表した。営業損益は従来予想の3500万円の赤字から400万円の黒字(その前の期は5500万円の黒字)に引き上げられたものの、最終損益は6700万円の赤字から1億3000万円(同2000万円の黒字)へ赤字幅が拡大することになり、嫌気されているようだ。
モバイルゲーム事業で「キングダム ―英雄の系譜―」が好調に推移したことに加え、第3四半期に比べて広告事業の売上が回復したことで売上高が予想を上回ったほか、主に業務委託料や採用宣伝費で販売管理費の計画以上の抑制ができたことから営業利益、経常利益ともに業績予想を上回った。ただ、オフィスの移転に伴い利用が見込まれなくなった資産や、のれんの回収額の再見積りによる減損損失を計上したことに加え、会計上では発生した期に費用処理しているゲーム開発費の税務上の資産計上額を主な要因として課税所得が膨らんだことから税金費用が予想を上回り、最終赤字幅が拡大する。
《MK》
株探ニュース
2日引け後、現在集計中の15年9月期連結業績予想の修正を発表した。営業損益は従来予想の3500万円の赤字から400万円の黒字(その前の期は5500万円の黒字)に引き上げられたものの、最終損益は6700万円の赤字から1億3000万円(同2000万円の黒字)へ赤字幅が拡大することになり、嫌気されているようだ。
モバイルゲーム事業で「キングダム ―英雄の系譜―」が好調に推移したことに加え、第3四半期に比べて広告事業の売上が回復したことで売上高が予想を上回ったほか、主に業務委託料や採用宣伝費で販売管理費の計画以上の抑制ができたことから営業利益、経常利益ともに業績予想を上回った。ただ、オフィスの移転に伴い利用が見込まれなくなった資産や、のれんの回収額の再見積りによる減損損失を計上したことに加え、会計上では発生した期に費用処理しているゲーム開発費の税務上の資産計上額を主な要因として課税所得が膨らんだことから税金費用が予想を上回り、最終赤字幅が拡大する。
《MK》
株探ニュース