アウトソシングが急伸、採算改善の進捗と増員寄与し1~9月期営業45%増益
アウトソーシング<2427>が急伸、一時前日比200円を超える上昇で2400円台まで上値を伸ばした。同社は10月30日取引終了後、15年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表。売上高は565億2100万円(前年同期比30.5%増)、営業利益は18億800万円(同45.1%増)といずれも高変化を示した。これが大きく好感されるかたちで買いを呼び込んでいる。メーカー直接雇用の期間工を正社員で受け入れるかたちの採用が順調に進捗したことで、一人当たり採用コストの上昇を抑えつつ増員が利いたことが収益を押し上げている。同社は製造請負や開発の受託が主力としているが、IT分野と建設分野においても、旺盛な顧客ニーズに応えて、技術者の配属人数を順調に増やしており、収益機会の拡大に反映させた。
アウトソシングの株価は11時15分現在2389円(△176円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
アウトソシングの株価は11時15分現在2389円(△176円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)