エプソンが急落、中国減速で16年3月期営業利益下方修正
セイコーエプソン<6724>が急落、9%超の下げで2000円大台を大きく割り込み1800円台まで水準を切り下げた。同社は29日取引終了後、16年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高にあたる売上収益を1兆1300億円から1兆1000億円(前期比1.3%増)へ、営業利益を1000億円から910億円(同30.7%減)へ、最終利益を700億円から600億円(同46.7%減)へそれぞれ減額した。
インクジェットプリンターは新興国市場向け大容量インクタンクモデルが好調に推移したほか、オフィス市場向け高価格帯モデルと消耗品であるインクの販売が順調に拡大し、売上高はほぼ想定線で着地する見込み。一方、利益面ではドル高による製造コスト増加や、下期に中国の景気減速など、新興国を中心に世界経済の先行きに不透明感が強まるなかで見通しを引き下げた。
エプソンの株価は9時25分現在1867円(▼185円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
インクジェットプリンターは新興国市場向け大容量インクタンクモデルが好調に推移したほか、オフィス市場向け高価格帯モデルと消耗品であるインクの販売が順調に拡大し、売上高はほぼ想定線で着地する見込み。一方、利益面ではドル高による製造コスト増加や、下期に中国の景気減速など、新興国を中心に世界経済の先行きに不透明感が強まるなかで見通しを引き下げた。
エプソンの株価は9時25分現在1867円(▼185円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)