JALなど空運株買われる、原油市況安で追い風強まる
JAL<9201>が前週末比4%を超える上昇をみせたほか、ANAホールディングス<9202>も4日続伸と上値指向を続けている。空運セクターは全業種中で値上がりトップ。ここ中国景気減速の影響などを背景に原油市況が再び軟化傾向にあり、国際指標のひとつであるWTI原油先物価格は、前週末23日に78セント安の1バレル44ドル60セントまで下落、終値で45ドル台を割り込んだのは10月1日以来となった。原燃料コストの低下メリットが買い人気の底流にある。一方、中国では消費やサービス部門がGDP成長を支えている状況にあり、景気動向にかかわらず訪日外客数は好調に伸びていることも両社にとって追い風材料となっている。
JALの株価は14時6分現在4475円(△180円)
ANAの株価は14時6分現在362.6円(△7.4円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
JALの株価は14時6分現在4475円(△180円)
ANAの株価は14時6分現在362.6円(△7.4円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)