第一実業が年初来安値、16年3月期営業利益35億円への下方修正を嫌気
第一実業<8059>が急落、一時前日比54円安の538円まで売られ年初来安値を更新した。同社は22日の取引終了後、16年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を従来予想の1550億円から1250億円(前期比12.8%減)へ、営業利益を55億円から35億円(同19.4%減)へ、純利益を37億円から22億円(同24.1%減)へ下方修正、これを嫌気している。大手化学会社向けの蒸留設備や大手製紙会社向けの薬品回収用設備などの大口案件の納期が遅延。PC関連機器やスマートフォンの需要減少によりエレクトロニクス業界向けの電子部品実装関連設備などの大口売り上げも減少している。
第一実業の株価は9時39分現在545円(▼47円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
第一実業の株価は9時39分現在545円(▼47円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)