オンコリス、今期経常を一転赤字に下方修正

円から18百万円に増加しています。また、第2四半期（累計）営業利益に関しては、売上高の増加及び販管費の発生遅延により、営業損失424百万円から営業損失414百万円に予想値を変更しています。第2四半期（累計）経常利益に関しては、Medigen Biotechnology Corp.（台湾）からのOBP-301に係る受取研究開発負担金の一部が第3四半期以降に持ち越され、9,187千円の営業外収益の減少が発生したことに加え、為替差損2,730千円の発生を見込んでいます。その結果、経常損失335百万円から経常損失342百万円に予想値を変更しています。また、第2四半期（累計）当期純利益に関しては、本社移転に伴う特別損失271千円の発生を見込み、当期純損失337百万円から当期純損失343百万円に予想値を変更しています。その結果、第2四半期（累計）1株当たり当期純損失は、36.70円から37.35円に予想値を変更しています。2. 平成26年12月期通期個別業績予想数値の修正（平成26年1月1日～平成26年12月31日）の理由1) 売上高の修正に関する理由平成26年4月4日に公表しましたとおり、当社はBristol-Myers Squibb CompanyからOBP-601の「Exclusive License Agreement」に関する解除通知を同日付で受領しました。本契約解除に伴い平成26年4月4日以降の「Exclusive License Agreement」に基づくBristol-Myers Squibb Companyからの全てのマイルストーン収入が消滅します。一方、本契約解除後速やかにOBP-601のライセンス導出に向けた活動を行い、平成26年中のOBP-601の新たな提携契約締結並びに、新提携先からの契約一時金の受領を見込んでいますが、現時点で確定した事実はございません。また、従来営業外収益として計上していました検査薬事業の受託検査は、検査系の一定の確立を得て収入としても毎月安定して計上されるようになりましたため、今期より売上高に計上するよう会計方針を変更しています。その結果、従来通期売上高予想を1,164百万円で開示していましたが、30百万円～1,058百万円に予想値を変更しています。2) 営業利益の修正に関する理由平成26年4月4日に公表しましたとおり、当社はBristol-Myers Squibb CompanyからOBP-601の「Exclusive License Agreement」に関する解除通知を受領しました。本契約解除に伴い平成26年4月4日以降の「Exclusive License Agreement」に基づくBristol-Myers Squibb Companyからのマイルストーン収入に伴うYale大学への特許関連費用の減額が発生します。一方、本契約解除後速やかにOBP-601ライセンス導出に向けた活動を行い、平成26年中のOBP-601の新たな提携契約締結、新提携先からの契約一時金受領に伴うYale大学への特許関連費用を見込んでいますが、確定した事実はございません。また、平成26年中の新規パイプラインの導入を見込んでおり、導入のための契約一時金費用及び研究開発費用の発生を見込んでいます。その結果、従来通期営業損失を102百万円で開示していましたが、通期営業損失1,145百万円～322百万円に予想値を変更しています。3) 経常利益及び当期純利益の修正に関する理由従来営業外収益として計上していました検査薬事業の受託検査は、検査系の一定の確立を得て収入としても毎月安定して計上されるようになりました。そのため、今期より売上高に計上するよう会計方針を変更し、営業外収益が減少いたします。また、Medigen Biotechnology Corp.（台湾）からのOBP-301に係る受取研究開発負担金の一部が2015年12月期以降に持ち越され、営業外収益717千円減少の発生を見込んでいます。その結果、従来通期経常利益を24百万円で開示していましたが、通期経常損失1,029百万円～206百万円に予想値を変更しています。また、従来通期当期純利益を21百万円で開示していましたが、通期当期純損失1,031百万円～208百万円に予想値を変更しています。なお、従来一株当たり純利益を2.38円で開示していましたが、一株当たり純損失112.27円～22.65円に予想値を変更しています。（注）上記の業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。