日東電工は肝硬変治療薬の独占ライセンス契約を発表、SMBC日興証券(花田浩菜)
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
日東電工<6988>は、進行性非アルコール性脂肪性肝炎と肝硬変の治療薬「ND-L02-s0201」に関して、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社とグローバル独占ライセンス契約を締結したと発表しました。
これについて11/14付けの「Opening Bell」に「企業アップデート」レポートが掲載されましたので紹介しますね。
同レポートによれば、この契約は『契約一時金だけで1億ドルを受領できるビックライセンス』だとのこと。そして海外大手のブリストル・マイヤーズ スクイブ社との提携により『開発スピードアップ・製品価値最大化に結び付くこと』や、この薬が『他の臓器の線維症の治療薬としての可能性が出てきた点』などもあって、『今回のライセンス契約はポジティブに評価されよう』ということです。
また、SMBC日興証券では「ND-L02-s0201」の一株あたりの価値を試算。『Phase1の現段階で595円を加算しているが、Phase2に移行した場合は912円、Phase3では2,340円、最終承認前で3,410円、上市した場合は3,965円』の価値があるとのこと。
『対象患者数、投与量、治療期間等については、徐々に明らかになると考えられるため、今後の治験の進捗状況など確認していきたい』と伝えています。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
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フィスコリサーチレポーター花田浩菜
《FA》
提供:フィスコ