<注目銘柄>=小野測器、前期受注分の消化で今期V字回復へ
小野測器<6858>の今18年12月期通期の連結経常利益予想は、9億5000万円(前期比4.4倍)とV字回復が見込まれている。
同社は前期に主力の特注試験装置およびサービス事業で約89億円(前の期比36.2%増)の受注を獲得しており、その多くが今期以降の売上高に寄与してくる見通し。また、計測機器事業は前期後半から自動車向けを中心に回復基調で、特にエンジン性能評価に使用される燃焼解析装置やドライブトレインでの検査などに使われるギアノイズ試験機が拡大している。3月9日にはドイツのMBテック・グループと自動車エンジニアリング領域での技術提携で基本合意したと発表し、自動車産業における競争力のさらなる強化が期待される。
株価は1月30日に昨年来高値941円をつけたあと利益確定売りなどに押されたが、その後75日移動平均線まで調整したことで一巡感が台頭。全体相場が弱地合いとなるなかでも同社株は底堅い動きとなっている。(参)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
同社は前期に主力の特注試験装置およびサービス事業で約89億円(前の期比36.2%増)の受注を獲得しており、その多くが今期以降の売上高に寄与してくる見通し。また、計測機器事業は前期後半から自動車向けを中心に回復基調で、特にエンジン性能評価に使用される燃焼解析装置やドライブトレインでの検査などに使われるギアノイズ試験機が拡大している。3月9日にはドイツのMBテック・グループと自動車エンジニアリング領域での技術提携で基本合意したと発表し、自動車産業における競争力のさらなる強化が期待される。
株価は1月30日に昨年来高値941円をつけたあと利益確定売りなどに押されたが、その後75日移動平均線まで調整したことで一巡感が台頭。全体相場が弱地合いとなるなかでも同社株は底堅い動きとなっている。(参)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)