津田駒が動意、中国ＦＡ化投資の受注好調で好業績・好需給を見直す動き

　津田駒工業<6217>が動意含み。今期業績は急回復が予想されているが、株価は全般波乱に巻き込まれ２月初旬から中旬にかけて調整を強いられた。しかし２００円台半ばで売り物をこなし、目先仕切り直しの買いが観測されている。

　空気を活用した噴射力で糸を飛ばして織物を編む「エアジェットルーム」や水を活用した「ウォータジェットルーム」で世界のトップメーカーとして名を馳せるが、中国やインドなどのＦＡ化投資の需要拡大が受注に反映されている。１８年１１月期は本業のもうけを示す営業利益が前期比６割増の１０億円を見込んでいる。また、信用取組も買い残の整理が急速に進んでおり、信用倍率１．５倍台と株式需給関係も良好。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）