リンクバルが値下がり率トップ、第１四半期最終減益を嫌気

　リンクバル<6046>が大幅続落して一時、前日比５３５円（１７．０％）安の２６０５円まで売られ、午後１時４５分時点で東証全市場の値下がり率１位となっている。６日の取引終了後に発表した第１四半期（１７年１０～１２月）単独決算が、売上高６億２１００万円（前年同期比３．８％減）、営業利益１億３７００万円（同５．０％増）、純利益８８００万円（同９．５％減）と最終減益だったことが嫌気されている。

　他社イベントの比率を高めたことで売上高が減収となった一方、売上原価が減少したことで営業利益は増益を確保した。ただ、前年同期に営業外で計上した保険解約返戻金がなくなったことなどが響き最終減益を余儀なくされた。

　なお、１８年９月期通期業績予想は、売上高２９億５００万円（前期比９．５％増）、営業利益５億６８００万円（同２２．３％増）、純利益３億５２００万円（同１２．６％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）