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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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5981 東京製綱

東証P
1,443円
前日比
+3
+0.21%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
8.4 0.66 2.77 92.47
時価総額 235億円
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決算発表予定日

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<動意株・10日>(前引け)=東京綱、ジャムコ、エネチェンジ

 東京製綱<5981>=上値追い鮮烈。ワイヤーロープのトップメーカーで、炭素繊維と熱硬化性樹脂を複合化し、より合わせて成形した炭素繊維ケーブル(CFCC)の需要獲得が進んでいる。CFCCは世界10カ国で特許を取得しており、米国を中心とした橋梁向けで実績が高い。足もとの業績もCFCCの販売拡大や製品価格の引き上げ効果などを反映し、会社側の想定を上回って好調な推移をみせている。9日取引終了後に23年3月期業績予想の修正を発表しており、最終利益は従来予想の21億円から22億円(前期比69%増)に増額した。更に年間配当も従来計画の30円から35円に見直しており、これを好感する投資マネーが流れ込んだ。PBRは0.6倍台と依然として極めて割安圏に位置していることで、一段の水準訂正余地が意識されている。

 ジャムコ<7408>=急伸。9日の取引終了後に発表した23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の連結決算は、売上高が前年同期比18.7%増の318億7300万円、最終損益が12億3100万円の黒字(前年同期は8億5200万円の赤字)だった。最終黒字を確保したことを評価した買いが集まったようだ。航空機の内装品を手掛ける事業では、運航機数の増加に伴ってスペアパーツの販売が増加した。ビジネスクラス・シートの出荷の開始も寄与した。

 ENECHANGE<4169>=物色人気。同社は電力・ガス切り替えプラットフォーム「エネチェンジ」などの運営のほか、電力・ガス会社向けにクラウドを使ったデジタルトランスフォーメーション(DX)支援サービスを提供するが、電気自動車(EV)の充電事業への展開にも積極的に取り組んでいる。9日取引終了後、EV充電器の設置・運営を手掛け東京電力ホールディングス<9501>を筆頭株主とするe―Mobility Power(東京都港区)と業務提携することを発表、これを材料視する買いが集まった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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