東京インキ---総合色彩メーカー、土木・環境資材も展開、16/3月期は増収・大幅な増益見通し
東京インキ<4635>は、各種印刷インキ、プラスチック用着色剤などを手掛ける総合色彩メーカー。環境保全に貢献する高品質、高付加価値の土木・環境資材など加工品にも取り組む。
2015年3月期の連結業績は、売上高で前期比1.6%減の470.38億円、営業損失0.85億円、経常利益で同73.7%減の1.81億円、当期純利益で同57.8%減の2.22億円となった。オフセットインキ、印刷用材料、合成樹脂用着色剤は前期並みの売上高を維持。加工品事業では、水処理用途向けの販売が順調、防災・減災向け土木資材も堅調に推移。利益面は羽生工場の火災などが影響。
2016年3月期の業績予想は、売上高で前期比0.6%増の473.00億円、営業利益4.50億円、経常利益で同3.30倍の6.00億円、当期純利益で同79.7%増の4.00億円と増収・大幅な増益を見込んでいる。
《FA》
提供:フィスコ