イントランス---18/3期は売上高が2,623百万円、賃貸管理事業での賃料収入及び配当金収入が貢献
イントランス<3237>は10日、2018年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比4.4%減の2,623百万、営業利益が7百万円(前年同期569百万円)、経常損益が27百万円(前年同期459百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する当期純損失が74百万円(前年同期284百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となった。
セグメント別では、プリンシパルインベストメント事業は、権利関係等の調整により、事業用開発用地2物件及び2018年2月に取得した収益不動産1物件を売却した。
安定的な収益を生み出すソリューション事業は、プロパティマネジメントサービスにおいて、既存物件の管理強化に加え、新規の建物管理受託に引き続き取り組んだが、管理物件の売却等の影響により管理棟数が減少した。賃貸事業は、保有する収益不動産の賃料収入に加え、和歌山マリーナシティ内3施設の配当金収入を計上している。
連結子会社の大多喜ハーブガーデンが運営するハーブガーデンは、テレビ情報番組の放映による宣伝戦略や各種イベントを積極的に開催し新規来場者の獲得施策を進めるとともに、園内で複数楽しむ回遊性の向上及びお客様満足度の向上に努めた。また、レストラン運営で培ったハーブメニュー開発力を活かしたコンサルティング営業を開始し、大手外食チェーンでの採用が進み販路拡大に寄与した。
2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.9%増の2,700百万円、営業利益が280百万円、経常利益が220百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が80百万円を見込んでいる。
《TN》
提供:フィスコ