ニッソウ---OSK Holdings Berhad(マレーシア)とのMOU締結
ニッソウ<1444>は18日、マレーシアのコングロマリット(複合企業)OSKと、不動産事業において包括的に業務提携することを基本合意し、同日マレーシアにおいてMOU(Memorandum of Understanding)を締結したことを発表した。
OSKはマレーシアとオーストラリアの両国で大規模な不動産開発を行っている企業である。メルボルンにおいては、現在OSKが開発を進めているMelbourne Squareは、総工費28億豪ドル(約2,800億円、1豪ドル=100円で換算)のビッグプロジェクトで、EPF(マレーシア政府の年金基金)が49%の出資、残りの51%をOSKが出資している。
今回、同社グループが不動産事業においてOSKとMOUを締結することにより、このMelbourne Squareを含め、OSKがマレーシアとオーストラリアで開発を進めている不動産物件を日本で紹介することができるようになる。さらに、OSKは複数業種にまたがるコングロマリットであり、不動産関連事業以外も活発であるため、アジアを中心とした国際ビジネスのさらなる拡大が期待できる。
《AK》
提供:フィスコ