TWOSTONE&Sons---グロース市場上場維持基準への適合
TWOSTONE&Sons <7352>は18日、東京証券取引所から「上場維持基準(分布基準)への適合状況について」を受領し、グロース市場の上場維持基準に全て適合していることを確認したと発表。
同社は移行基準日(2021年6月30日時点)において、グロース市場の上場維持基準のうち、「流通株式比率」のみ充たしていなかった。2021年12月24日に「新上場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書」を開示し、その際に計画期間として掲げていた2024年3月31日までに上場維持基準を充たすことのできるよう適合に向けた計画を進行させた結果、2024年2月29日時点の同社試算において、流通株式比率は28.1%となり、全ての適合基準を充たす見込みであることを公表していたが、2024年8月31日時点において全ての適合基準を充たすことについて東京証券取引所の確認があった。
同社は株式分割を2022年8月期に2回、2024年8月期に1回実施することで段階的に流動株式比率向上のための施策を実施したほか、毎四半期の決算説明会の開催、決算説明動画・書き起こしの開示など、積極的な情報発信を行うなど、IR活動の強化に取り組んだ。また、事業法人の株主による株式の売却の実施、代表取締役CEO河端保志氏及び代表取締役COO高原克弥氏の保有株式について計画的な売却を行うなど、流動性比率の改善に努めた。
《ST》
提供:フィスコ