信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
株価15分ディレイ → リアルタイムに変更

4881 ファンペップ

東証G
127円
前日比
-3
-2.31%
PTS
127.1円
23:32 12/20
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
1.47
時価総額 41.2億円
比較される銘柄
アンジェス, 
JCRファ, 
ブライトパス

銘柄ニュース

戻る
 

ファンペップ---3Qは機能性ペプチド販売で8月にスキンケア化粧品が発売


ファンペップ<4881>は14日、2024年12月期第3四半期(24年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比560.8%増の0.03億円、営業損失が5.79億円(前年同期は8.05億円の損失)、経常損失が5.65億円(同7.52億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が5.59億円(同7.46億円の損失)となった。

抗体誘導ペプチドプロジェクトについて、抗体誘導ペプチド「FPP003」(標的タンパク質:IL-17A)は2019年4月からFPP003の尋常性乾癬を対象疾患とする臨床試験をオーストラリアで進めた。同臨床試験データは米欧等での承認申請に使用可能であり、次相以降は米国等での臨床試験を想定している。なお、FPP003は、住友ファーマとの間でオプション契約を締結しており、同社は、北米での全疾患に対する独占的開発・商業化権の取得に関するオプション権を保有している。抗体誘導ペプチド「FPP004X」(標的タンパク質:IgE)は、2025年1Qの日本国内での臨床試験開始を目指して前臨床試験を実施中である。なお、2024年3月に塩野義製薬との間でオプション契約を締結した。抗体誘導ペプチド「FPP005」(標的タンパク質:IL-23)は開発品プロファイルのさらなる向上を目指した新規製剤技術の研究を進めている。

機能性ペプチド「SR-0379」については、2021年6月から皮膚潰瘍患者を対象とする第3相臨床試験を実施した。追加の第3相臨床試験を2025年1Qに実施する予定である。

医薬品以外の事業分野については、機能性ペプチドの販売は、2018年3月にファンケルから「マイルドクレンジングシャンプー」、2020年4月にSMV JAPANから「携帯アルコール除菌スプレー」、2024年8月にアルビオンからスキンケア化粧品シリーズ「アン フィネス」(リニューアル製品)等が発売された。機能性ペプチド配合製品の共同開発に関して、サイエンスと共同開発中の創傷用洗浄器は、医療機器(クラス1)としての届出が完了しており、同機器に用いる機能性ペプチド配合洗浄液等の検討を進めている。また、2022年12月にASメディカルサポート及びN3とは幹細胞化粧品の共同開発契約、2023年2月にサンルイ・インターナッショナルとはフェムテック化粧品の共同開発契約を締結している。

2024年12月期通期について、同社グループの事業収益は新規提携候補先等との交渉状況等に依存しており、その不確実性を考慮すると現時点では合理的に算定することが困難なため、連結業績予想は記載していない。
《ST》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均