サカタINXが急反発、第1四半期は61%営業増益で着地、75万株を上限とする自社株買いも発表
サカタインクス<4633>が急反発し年初来高値を更新している。14日の取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)連結決算で、営業利益が39億2600万円(前年同期比60.8%増)と大幅増益で着地したことが好感されている。
アジア向けのパッケージ関連用インキを中心に海外において販売数量が増加したことに加えて、円安による為替換算の影響を受けて売上高は591億5200万円(同9.1%増)となった。また、日本における販売価格の改定効果や、海外で原材料価格が前年同期を下回り収益性が改善したことなども寄与した。なお、24年12月期通期業績予想は、売上高2390億円(前期比4.7%増)、営業利益110億円(同3.9%減)の従来見通しを据え置いている。
同時に上限を75万株(発行済み株数の1.49%)、または10億円とする自社株買いを実施すると発表したことも好材料視されている。取得期間は5月15日から8月30日までで、株主還元水準の向上及び資本効率の改善を目的としている。
出所:MINKABU PRESS
アジア向けのパッケージ関連用インキを中心に海外において販売数量が増加したことに加えて、円安による為替換算の影響を受けて売上高は591億5200万円(同9.1%増)となった。また、日本における販売価格の改定効果や、海外で原材料価格が前年同期を下回り収益性が改善したことなども寄与した。なお、24年12月期通期業績予想は、売上高2390億円(前期比4.7%増)、営業利益110億円(同3.9%減)の従来見通しを据え置いている。
同時に上限を75万株(発行済み株数の1.49%)、または10億円とする自社株買いを実施すると発表したことも好材料視されている。取得期間は5月15日から8月30日までで、株主還元水準の向上及び資本効率の改善を目的としている。
出所:MINKABU PRESS