【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):冨士ダイス、プロパスト、CRAVIA
冨士ダイス <日足> 「株探」多機能チャートより冨士ダイス<6167>がストップ高まで買われ、昨年来高値を更新した。同社が開発した新合金「サステロイ STN30」が改めて材料視されたもよう。10日付の金型新聞で取り上げられたと13日に明らかにしたことが刺激となったようだ。サステロイ STN30は、鋼程度の比重、超硬合金と同等・鋼の4倍の耐摩耗性を実現し、地政学的リスクが懸念されるレアメタルの使用量を大幅削減した新合金。金属空気二次電池や水電解による水素製造装置などでの用途を想定している。
■プロパスト <3236> 357円 +47 円 (+15.2%) 本日終値
プロパスト<3236>が上値指向鮮明、カイ気配スタートで300円近辺のもみ合いを一気に上放れる動き。首都圏を中心にマンション開発を手掛けており、26年5月期は営業4割強の減益を見込んでいたが、会社側予想は上方修正される可能性が高いとみられている。13日取引終了後に発表した26年5月期上期(25年6~11月)業績は営業利益が前年同期比31%増の23億5900万円と通期予想の19億2500万円を大幅に超過した。賃貸開発事業が好調なほか、中古マンション再生のバリューアップ事業も保有物件の売却が進み収益に貢献している。足もとの好決算を評価する買いを引き寄せた。
■CRAVIA <6573> 92円 +12 円 (+15.0%) 本日終値
CRAVIA<6573>が大幅高。同社はきょう午前10時ごろ、子会社のグローバルM&Aパートナーズが韓国の法務法人DLGと覚書(MOU)を締結したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。このMOUは、日韓間のクロスボーダーM&A及び関連投資取引に関するディール・ソーシング(投資案件を幅広く集めてアプローチを行う業務のこと)や紹介で協業体制を構築するもの。協業により、両国における買収・出資ニーズの可視化、案件探索力の強化、初期フェーズ支援の迅速化を図るとしている。
■MORESCO <5018> 1,753円 +225 円 (+14.7%) 本日終値
MORESCO<5018>が急伸し、昨年来高値を更新した。同社は13日の取引終了後、26年2月期第3四半期累計(3~11月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比1.3%減の255億7300万円、経常利益は同32.3%増の17億9800万円となった。大幅増益となったほか、通期計画に対する経常利益の進捗率は約86%に上り、利益水準の上振れを期待した買いを誘ったようだ。国内や中国、インドを除く海外で自動車生産台数が減少したことは売上高を押し下げる要因となった。半面、販売価格の是正や販管費の抑制による効果が出たほか、国内ではデータセンター向けハードディスク表面潤滑剤の売り上げが伸長した。
■セルシード <7776> 320円 +34 円 (+11.9%) 本日終値
セルシード<7776>がカイ気配スタートで急速に株価水準を切り上げた。同社は医療用細胞シート開発を手掛けるバイオベンチャー。トップラインが落ち込むなか、研究開発費が重荷となり営業赤字は拡大傾向にあるものの、再生医療関連の一角として折に触れ人気化素地を開花させることが多い。そうしたなか、13日取引終了後に心筋細胞シート開発を手掛けるクオリプス<4894>と細胞培養器材に関する取引基本契約を締結したことを発表、これを手掛かり材料に上値を見込んだ投資資金が集中している。信用買い残はピーク時から整理が進んでおり、出来高流動性にも富むことで個人投資家を中心とした短期筋のターゲットとなりやすい。
■JMACS <5817> 1,114円 +90 円 (+8.8%) 本日終値
JMACS<5817>が後場上げ幅を拡大。午後2時ごろに、26年2月期の連結業績予想について、売上高を57億円から58億5000万円(前期比12.5%増)へ、営業利益を1億7100万円から3億800万円(同4.6倍)へ、純利益を1億4100万円から2億4400万円(同2.1倍)へ上方修正したことが好感されたようだ。第3四半期までに、注力していたプラント案件向けの販売が好調に進んだほか、付加価値の高い製品の販売が堅調に推移していることが要因。また、中国の輸出管理強化に伴う原材料供給懸念についても、14日時点で調達の問題は発生していないことから予想を引き上げたとしている。なお、同時に発表した第3四半期累計(3~11月)決算は、売上高44億3100万円(前年同期比13.7%増)、営業利益3億4400万円(同10.1倍)、純利益2億6000万円(同3.0倍)だった。
■レイ <4317> 700円 +41 円 (+6.2%) 本日終値
レイ<4317>が急動意、5日移動平均線を足場にマドを開けて買われ、昨年11月4日につけた昨年来高値700円奪回を視界に捉えている。イベントやCM用にデジタル映像の企画制作を手掛けるほか、デジタル映像機器のレンタルなども展開するが、コンサート・展示会向けなどの大型案件が寄与し、業績は会社側の想定を上回る好調な推移をみせている。13日取引終了後に発表した26年2月期第3四半期決算は営業利益が前年同期比3倍となる14億2200万円と急拡大した。通期の営業利益予想は前期比29%増の12億円を見込むが、既にこれを上回る水準に到達している。これを評価する形で投資資金の流入が顕著となった。
■ユーピーアール <7065> 955円 +54 円 (+6.0%) 本日終値
ユーピーアール<7065>が後場急上昇しプラスに転換。午後0時30分ごろに発表した第1四半期(9~11月)連結決算が、売上高39億400万円(前年同期比2.9%増)、営業利益2億7600万円(同6.3倍)、純利益2億3900万円(同15.9倍)と大幅増益で着地したことが好感された。主力の物流事業で、パレットレンタルの需要が堅調に推移したことに加えて、人件費やエネルギーコスト上昇のレンタル単価への価格転嫁を推進したことが業績を牽引。また、今期からプラスチックパレットの耐用年数を1年延長したことで減価償却費が削減されたことも寄与した。26年8月期通期業績予想は、売上高156億円(前期比1.6%増)、営業利益7億6000万円(同2.7倍)、純利益6億7000万円(同99.3%増)の従来見通しを据え置いている。
■Aiming <3911> 240円 +13 円 (+5.7%) 本日終値
Aiming<3911>が大幅反発。この日、レベルファイブ(福岡市中央区)と共同開発する新作スマートフォン向けゲーム「イナズマイレブン クロス」の配信決定と、1月29日~2月5日のクローズドベータテスト実施を発表しており、これを好材料視した買いが入った。同ゲームは、「イナズマイレブン」シリーズの最新作で、スキマ時間でいつでも・どこでも遊べる育成シミュレーションゲーム。新たな主人公が繰り広げるオリジナルストーリーはもちろん、自分だけのチームを生かした戦略性のある試合が楽しめるのが特徴としている。なお、配信時期は未定となっている。
■旭化学工業 <7928> 618円 +19 円 (+3.2%) 本日終値
旭化学工業<7928>は続伸。13日の取引終了後、26年8月期第1四半期(9~11月)の連結決算を発表した。売上高が23億2500万円(前年同期比1.2%増)、営業損益が3400万円の黒字(前年同期は2700万円の赤字)、最終損益が3500万円の黒字(同600万円の赤字)だった。同時に取得総数10万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.20%)、取得総額5990万円を上限とする自社株買いを東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で実施すると開示。業況と資本効率の向上につながる取り組みを好感した買いが集まっている。旭化学は今期から自動車部品の新製品の出荷を始めた。同製品の売上金額は従来品を下回る見込みであるものの、製造コストの低減などにより利益率が改善した。従来品の量産出荷は11月に終了した。9~11月期の営業利益の進捗率は通期計画(4000万円)に対し既に85%に達している。通期計画は据え置いた。東証の自己株式立会外買付取引情報によると、旭化学は14日に10万株を1株599円で買い付けた。
●ストップ高銘柄
阿波製紙 <3896> 419円 +80 円 (+23.6%) ストップ高 本日終値
第一稀元素化学工業 <4082> 2,630円 +500 円 (+23.5%) ストップ高 本日終値
東邦亜鉛 <5707> 1,659円 +300 円 (+22.1%) ストップ高 本日終値
岡本硝子 <7746> 601円 +100 円 (+20.0%) ストップ高 本日終値
エンビプロ <5698> 925円 +150 円 (+19.4%) ストップ高 本日終値
など、11銘柄
●ストップ安銘柄
No.1 <3562> 2,001円 -500 円 (-20.0%) ストップ安 本日終値
ライズCG <9168> 695円 -150 円 (-17.8%) ストップ安 本日終値
アーキテクツ <6085> 380円 -80 円 (-17.4%) ストップ安 本日終値
など、3銘柄
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