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【材料】ジェフリーズ、決算受け下落 業績は好調もファースト・ブランズの経営破綻の損失が響く=米国株個別

(NY時間09:55)(日本時間23:55)
ジェフリーズ<JEF> 62.08(-2.60 -4.01%)

 金融のジェフリーズ<JEF>が下落。前日引け後に9-11月期決算(第4四半期)を公表し、1株利益が予想を下回り減益となった。自動車部品のファースト・ブランズの経営破綻に関連して3000万ドルの税引き前損失を計上したことが響いた。

 M&Aやトレーディング分野は回復したものの、昨年破産申請したファースト・ブランズに関連する資産運用部門の損失が痛手となった。ジェフリーズはファンドの「ポイント・ボニータ」に6%出資していたが、同ファンドは、ファースト・ブランズの顧客に対する売掛債権を7億ドル強保有していた。同ファンドは、ジェフリーズのリューカディア・アセット・マネジメント部門が運用している。

 今回の決算は、トランプ大統領による貿易戦争や地政学的緊張が続く中、米金融業界が2025年終盤をどう乗り切ったかを占う材料となる。同社の実績を踏まえると、来週決算を発表する大手銀も、投資銀行部門の増収が期待できる内容ではある。

 同社は業績見通しを公表していないが、発表文で「環境は一段と好転している」との見方を示していた。フリードマンCEOは「この勢いが2026年も続くことを、あらゆる兆候が示している。重大な事態が発生しない限り、26年はM&Aや資本市場が活況を呈する力強い1年になるだろう」と語った。

(9-11月・第4四半期)
・1株利益:0.85ドル(予想:0.88ドル)
・経常収益:20.70億ドル 5.7%増(予想:20.30億ドル)
  資産運用:1.87億ドル
  キャピタルマーケッツ・投資銀行:18.80億ドル
  その他:197万ドル
・1株当たり有形簿価:33.69ドル

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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