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【市況】アジア株 豪中銀副総裁が先走る市場を牽制、大きなサプライズなければ利上げ無理

アジア株 豪中銀副総裁が先走る市場を牽制、大きなサプライズなければ利上げ無理

東京時間14:01現在
香港ハンセン指数   26136.17(-322.78 -1.22%)
中国上海総合指数  4089.45(+3.68 +0.09%)
台湾加権指数     30463.72(+28.25 +0.09%)
韓国総合株価指数  4593.33(+42.27 +0.93%)
豪ASX200指数    8728.30(+32.73 +0.38%)
インドSENSEX30種  84713.31(-247.83 -0.29%)

アジア株はまちまち。

香港株は続落、あすの米雇用統計を前に売りが広がっている。香港は金融政策を米国に連動させているため米重要統計は香港市場にとっても一大イベントとなる。

また、レノボ株急落も投資家心理を悪化させている。バイドゥや美団、快手科技、シャオミ、テンセントホールディングス、アリババ、JDドットコムなどハイテク関連が総じて下落。レノボは5.4%安、昨年6月以来の安値。金融機関がメモリー価格の高騰で利益率が圧迫される可能性を指摘した。

韓国株は史上最高値を更新。エヌビディアCEOの強気発言やサムスン電子決算が好感されている。サムスン電子の四半期決算速報値は営業利益も売上高も過去最高を記録。

豪州株は小幅高。中銀副総裁発言を受け2月の利上げ観測がややや後退しているものの、遅くとも5月までに利上げ実施との見方が広がっている。

豪中銀のハウザー副総裁はインフレは高すぎるとして必要ならば金融引き締め策に転じる可能性を示唆したものの、市場の行き過ぎた早期利上げ観測を牽制した。

ハウザー副総裁は豪中銀は単月のCPIに反応するのではなく1年から2年先のインフレ見通しに基づいて政策を決定していると強調。政策判断は単一のデータではなく、需要状況や労働市場、世界情勢など幅広いデータによって決まる。はっきり言ってインフレは高すぎる。ただ、理事会の考えを大きく変えるには極めて大きなサプライズがない限り無理だと述べた。

インフレ高止まりを受け、オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)市場では2月利上げ確率が一時40%台にまで上昇したが、副総裁発言を受け確率は28%付近まで低下している。

上海株は小幅高、約10年ぶり高値圏で推移。

政府系ファンド「国家隊」の買い支え期待やDeepSeeK強気姿勢、ゴールドマンサックスの中国株強気見通しなどが市場心理を押し上げている。上海証券報によると中国の投資家の関心は債券から株式に移っているという。半導体やロボット関連が人気で中国株に一足早い春がやってきた。

出所:MINKABU PRESS

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