【市況】半導体・AI関連株への期待/オープニングコメント
NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより大発会の日本株市場は、買いが先行して始まることになろう。2日の米国市場は、NYダウが319ドル高、ナスダックは6ポイント安だった。エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ、マイクロン・テクノロジーなど半導体株が買われ、2026年も半導体・AI関連株への期待が高まった。セクター別では資本財、半導体・同製造装置が上昇した一方、ソフトウエア・サービスが下落した。シカゴ日経225先物清算値は12月30日の大阪比585円高の51085円。円相場は1ドル=156円70銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることが見込まれる。米国ではナスダック指数が小幅に下落したものの、マイクロン・テクノロジーなど半導体株が買われたことで、フィラデルフィア半導体(SOX)指数の上昇率は4%超えている。この流れを受け、アドバンテスト<6857>や東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均株価を牽引する可能性はありそうだ。昨年後半にかけて弱含みとなった半導体・AI関連株への物色が再燃することで、投資家のセンチメントを明るくさせそうである。
日経平均株価は足もとで25日線(50142円)とボリンジャーバンドの+1σ(50685円)とのレンジでの推移をみせている。まずは+1σ水準を明確に上抜けてくるかを見極めることになりそうであり、同バンドでの攻防が続くようだと、買い一巡後は次第にこう着感が強まりやすいだろう。+1σを明確に上抜けてくることができれば、昨年12月12日の戻り高値である51127円辺りが射程に入るとみられる。一方で、同バンドをキープできずに割り込んでくるようだと、利益確定に伴う売りが入りやすくなりそうだ。
また、大発会ではまだ機関投資家の積極的な売買は手控えられると考えられ、商いが膨らみにくいなかで、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向に振らされやすいと見られる。そのほか、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが複数発射されたほか、トランプ米大統領はベネズエラに大規模攻撃を行い、マドゥロ大統領を拘束するなど、地政学リスクの高まりにより、三菱重<7011>など主力の防衛関連株の動向も注目されやすいだろう。
《AK》
提供:フィスコ

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