【材料】ハンティントン・インガルスが堅調　トランプ大統領が来週に防衛産業の幹部と会談＝米国株個別

（NY時間10:35）（日本時間00:35）
ハンティントン・インガルス<HII>　356.16（+2.64　+0.75%）

　防衛のハンティントン・インガルス・インダストリーズ<HII>が堅調。トランプ大統領が来週、複数の防衛産業の幹部と会談し、兵器や研究開発への支出拡大を促す計画だと報じたことが買い手掛かり。

　トランプ大統領は、自身の名前を冠した米海軍が新たな「トランプ級」戦艦を建造すると発表しているほか、米海軍は先週、レジェンド級カッターを基にした新型フリゲート艦の開発も進めているとも発表していた。同艦はＦＦ（Ｘ）と呼ばれ、これは同社が建造する。

　新型艦は米国の造船業を再生し、中国との競争を視野に小型艦艇の不足を補うことを目的としたトランプ大統領の「ゴールデンフリート」構想の一環。

【企業概要】
　主に米国防総省向けに、非原子力船の設計・建造・修理・保守と、原子力船の設計・建造・オーバーホール・燃料補給・修理・保守を行う。また、C5ISR(指揮・制御・コンピュータ・通信・サイバー・情報・監視・偵察)システムと運用、戦場での意思決定へのAIと機械学習の応用等のサービスと製品を提供する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース