【市況】<マ-ケット日報> 2025年12月23日
23日の市場は日経平均が小幅ながらも3日続伸。終値は前日比10円高の5万412円だった。前日の米株高を受けて買いが先行したものの、5万円台回復による高値警戒感もあって上げ幅は100円前後にとどまった。後場に入ると円高などもあって売り物に押されてマイナス圏で推移する時間帯も。ただ、上場全銘柄で算出する指数トピックスは一貫してプラス圏で推移しており、高値圏ながら改めて全体の基調の強さを感じさせる動きとなっている。
昨日の米国市場はハイテク株高が支えとなってダウ平均は3日続伸した。エヌビディアが来年の早い段階でAI半導体の対中輸出を始める可能性を報じられたことで半導体関連株に買いが継続した。ダウ平均は今月につけた最高値を再び更新しそうな勢いを見せていたが、さすがに高値警戒感が働き終盤は少し伸び悩んでいる。この日はナスダック指数もS&P500種指数も揃って上昇。クリスマス休暇直前でも買い意欲は旺盛だ。
さて、東京市場は米株高という追い風に乗ってトピックスが再び最高値をうかがうような展開となってる。片山財務相の円安けん制発言で円相場がやや上昇しているが、基本的な日米金利差に基づく緩やかなドル高傾向には変わりはないだろう。国債という借金が膨大な日本の場合は利上げは諸刃の剣であることは否めない。足元の日経平均はまずは5万円台を固める方が先決か。(ストック・データバンク 編集部)
昨日の米国市場はハイテク株高が支えとなってダウ平均は3日続伸した。エヌビディアが来年の早い段階でAI半導体の対中輸出を始める可能性を報じられたことで半導体関連株に買いが継続した。ダウ平均は今月につけた最高値を再び更新しそうな勢いを見せていたが、さすがに高値警戒感が働き終盤は少し伸び悩んでいる。この日はナスダック指数もS&P500種指数も揃って上昇。クリスマス休暇直前でも買い意欲は旺盛だ。
さて、東京市場は米株高という追い風に乗ってトピックスが再び最高値をうかがうような展開となってる。片山財務相の円安けん制発言で円相場がやや上昇しているが、基本的な日米金利差に基づく緩やかなドル高傾向には変わりはないだろう。国債という借金が膨大な日本の場合は利上げは諸刃の剣であることは否めない。足元の日経平均はまずは5万円台を固める方が先決か。(ストック・データバンク 編集部)

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