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【市況】東証グロース市場250指数先物概況:アマゾンのAIデータセンターへの資金提供取りやめで警戒感

ノースサンド <日足> 「株探」多機能チャートより

12月18日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比4pt安の634pt。なお、高値は640pt、安値は631pt、日中取引高は4405枚。前日17日の米国市場のダウ平均は続落。連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事のハト派発言で利下げ期待に買われ、寄り付き後、上昇。その後、オラクル(ORCL)の下落が重荷になり、相場は大きく下落に転じた。終日軟調に推移。終盤にかけて、明日発表の消費者物価指数(CPI)への警戒感に加え、ハイテク中心に売りが一段と加速し下げ幅を拡大し、終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比4pt安の634ptからスタートした。米国の株安と長期金利上昇を受け、軟調な始まりとなったものの、その後は方向感の乏しい展開。米アマゾンが、テキサス州西部に建設中のAIデータセンターへの資金提供を取りやめたと伝わったことで、AIバブル崩壊を連想させ、投資家心理が悪化する場面もあった。一方、出遅れ感に着目した押し目買いや短期資金の買い戻しから、昨日安値631pt以下を売る動きもなく、軟調ながらも底堅く推移。小幅反落となる634ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、サンバイオ<4592>やノースサンド<446A>などが下落した。
《SK》

 提供:フィスコ

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