【注目】今年はサンタクロース・ラリーがやって来ないかもしれない!
今年はサンタクロース・ラリーがやって来ないかもしれない。S&P500は6767付近に来ている50日線を維持するのに精一杯になっているという。テクニカル・アナリストが指摘した。
S&P500は火曜日に6800で終えたものの、取引時間中には一時6760前後まで下落。同アナリストは「S&P500は約7カ月間、50日線を下回らずに推移しているが、12月の上昇時に高値更新に失敗した後、再びこれを割り込む可能性が出てきているという。「微妙ではあるが、注目すべき地合いの変化だ」と述べている。
S&P500は12月に終値ベースで最高値を更新したにもかかわらず、10月29日に付けた取引時間中の最高値6920はいまだに突破できていない。さらに、足元の軟調さにより、歴史的に強いとされる12月にもかかわらず、指数は月初来で0.7%下落している状況。
過去のデータから、S&P500は12月に平均1.4%上昇する傾向がある。また12月には、月末の最終5営業日と1月最初の2営業日にかけて続く、いわゆる「サンタクロース・ラリー」が始まるが、この期間のS&P500の平均上昇率は1.2%とされている。
しかし、S&P500が50日線の上を維持するのに苦労し、最近は弱さが続いていることから、今年はサンタクロースがウォール街を素通りする可能性があるという。
同アナリストは「当面は50日線を維持すると思われるが、今後数日で再び試すようであれば、より大きな下落に繋がる可能性がある」と指摘する。
さらに、サンタラリーが見られない場合、新年の株式市場にとっても好材料ではない。「サンタが現れない年は、その後に弱気相場や、年後半により低い価格で株を買える局面が訪れる前兆となる傾向がある」とも警告している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
S&P500は火曜日に6800で終えたものの、取引時間中には一時6760前後まで下落。同アナリストは「S&P500は約7カ月間、50日線を下回らずに推移しているが、12月の上昇時に高値更新に失敗した後、再びこれを割り込む可能性が出てきているという。「微妙ではあるが、注目すべき地合いの変化だ」と述べている。
S&P500は12月に終値ベースで最高値を更新したにもかかわらず、10月29日に付けた取引時間中の最高値6920はいまだに突破できていない。さらに、足元の軟調さにより、歴史的に強いとされる12月にもかかわらず、指数は月初来で0.7%下落している状況。
過去のデータから、S&P500は12月に平均1.4%上昇する傾向がある。また12月には、月末の最終5営業日と1月最初の2営業日にかけて続く、いわゆる「サンタクロース・ラリー」が始まるが、この期間のS&P500の平均上昇率は1.2%とされている。
しかし、S&P500が50日線の上を維持するのに苦労し、最近は弱さが続いていることから、今年はサンタクロースがウォール街を素通りする可能性があるという。
同アナリストは「当面は50日線を維持すると思われるが、今後数日で再び試すようであれば、より大きな下落に繋がる可能性がある」と指摘する。
さらに、サンタラリーが見られない場合、新年の株式市場にとっても好材料ではない。「サンタが現れない年は、その後に弱気相場や、年後半により低い価格で株を買える局面が訪れる前兆となる傾向がある」とも警告している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース

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