【注目】マッキンゼー、数千人規模の人員削減へ バックオフィス業務中心
米コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーの経営陣は、顧客対応を担わない部門のマネジャーと協議し、そうした部門全体で約1割の人員削減が必要だとの認識を共有したという。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。それは数千人規模の削減に相当し、今後18-24カ月かけて段階的に進める計画だという。
企業や各国政府の助言役として知られるマッキンゼーにとって、今回の措置は同社のコンサルタントが顧客にしばしば提案してきたコスト削減策にあたる。過去5年間は売上高の伸びがほぼ横ばいとなり、体制を立て直す局面を迎えている。
マッキンゼーは「創業100年を迎えるなか、ビジネスと社会を変革するAIの急速な進展によって事業環境が形作られる局面でわれわれは事業を展開している」と説明。「顧客の組織強化を支援しているのと同様に、われわれ自身もバックオフィス業務の有効性と効率性を高める取り組みを進めている」と述べた。
同社の従業員数は2012年から22年にかけて約1万7000人から最大4万5000人まで増加したが、その後は減少し、現在は約4万人となっている。
関係者によると、同社はバックオフィス機能を縮小する一方で、コンサルタントの採用については引き続き進める方針だという。
株探ニュース
企業や各国政府の助言役として知られるマッキンゼーにとって、今回の措置は同社のコンサルタントが顧客にしばしば提案してきたコスト削減策にあたる。過去5年間は売上高の伸びがほぼ横ばいとなり、体制を立て直す局面を迎えている。
マッキンゼーは「創業100年を迎えるなか、ビジネスと社会を変革するAIの急速な進展によって事業環境が形作られる局面でわれわれは事業を展開している」と説明。「顧客の組織強化を支援しているのと同様に、われわれ自身もバックオフィス業務の有効性と効率性を高める取り組みを進めている」と述べた。
同社の従業員数は2012年から22年にかけて約1万7000人から最大4万5000人まで増加したが、その後は減少し、現在は約4万人となっている。
関係者によると、同社はバックオフィス機能を縮小する一方で、コンサルタントの採用については引き続き進める方針だという。
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