【市況】<マ-ケット日報> 2025年9月29日
週明けの市場は日経平均が続落。終値は前週末比311円安の4万5043円だった。前週末の米株高がありプラスに働くかと思われたが、円相場が対ドルでやや上昇していたことから甘めの展開となった。本日は3月、9月決算銘柄の配当落ち日で日経平均は300円程度ゲタを外す格好となっている。それを勘案すれば実質変わらずでほぼ変化はなし。即日で配当分を概ね埋めた点は先高期待が勝っていると判断できよう。日銀審議委員のタカ派的発言はあまり影響しなかった。
前週末の米国市場はインフレ指標の落ち着きを受けてダウ平均は4日ぶりに反発した。この日発表された8月の個人消費支出物価指数が事前予想の範囲内であったため、FRB議長が懸念するような過度なインフレ圧力は感じられなかった。そのため年内利下げが通常予想通り行われるとの見方が広がり買い戻しが活発化。直前まで3日続落していたこともあり値頃感も働いたようである。トランプ大統領が来月から海外製医薬品に100%の関税を課すと表明したが影響は軽微だった。
さて、東京市場は期末の配当取り需要が一巡したこともあり騰勢一服の状態。米国で通常予想通りの利下げが見込めたり、今週は自民党総裁選で政策論議が白熱したりで、日米ともに株高基調が続く前提は揃っている。また、株式を売るような材料がほぼ見当たらないため、秋相場はいずれ日経平均で4万6000円を目指すことにはなってこよう。引き続き押し目買い有利で臨めそうだ。(ストック・データバンク 編集部)
前週末の米国市場はインフレ指標の落ち着きを受けてダウ平均は4日ぶりに反発した。この日発表された8月の個人消費支出物価指数が事前予想の範囲内であったため、FRB議長が懸念するような過度なインフレ圧力は感じられなかった。そのため年内利下げが通常予想通り行われるとの見方が広がり買い戻しが活発化。直前まで3日続落していたこともあり値頃感も働いたようである。トランプ大統領が来月から海外製医薬品に100%の関税を課すと表明したが影響は軽微だった。
さて、東京市場は期末の配当取り需要が一巡したこともあり騰勢一服の状態。米国で通常予想通りの利下げが見込めたり、今週は自民党総裁選で政策論議が白熱したりで、日米ともに株高基調が続く前提は揃っている。また、株式を売るような材料がほぼ見当たらないため、秋相場はいずれ日経平均で4万6000円を目指すことにはなってこよう。引き続き押し目買い有利で臨めそうだ。(ストック・データバンク 編集部)

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