【材料】コティ、決算受け大幅安 26年度上半期の見通しが弱い=米国株個別
(NY時間10:19)(日本時間23:19)
コティ<COTY> 3.94(-0.93 -19.03%)
化粧品のコティ<COTY>が大幅安。1株損益が予想外の赤字となった。粗利益率、EBITDAも予想を下回っている。同社は26年度上半期について、マクロ経済や関税の不透明感が小売業者の発注抑制と競争環境の激化を招いており、売上高の減収と関税の影響により粗利益率が圧迫されるとの見通しを示した。上半期の既存店売上高については、幅は縮小を見込むものの減収を予想。
ただし、関税対策が下半期には効果が拡大し、既存店売上高も増収を回復すると見込んでいるようだ。
アナリストは「年初来の低迷を受けて同社へのハードルはかなり低かったものの、業績は予想を下回った。さらに、2026年度の上半期の売上高及びEBITDAの見通しの弱さは、少なくともあと2四半期は課題が続くことを示している」と述べている。
(4-6月・第4四半期)
・既存店売上高:9%減
・1株損益(調整後):0.05ドルの赤字(予想:0.01ドルの黒字)
・売上高:12.5億ドル 8.1%減(予想:12.1億ドル)
米州:5.11億ドル(予想:5.15億ドル)
EMEA:5.74億ドル(予想:5.69億ドル)
アジア太平洋:1.67億ドル(予想:1.35億ドル)
プレステージチャネル:7.61億ドル(予想:7.18億ドル)
コンシューマービューティ:4.92億ドル(予想:4.96億ドル)
・粗利益率:62.3%(予想:63.1%)
・EBITDA(調整後):1.27億ドル(予想:1.31億ドル)
(7-9月・第1四半期予想)
・既存店売上高:6~8%減
(10-12月・第2四半期予想)
・既存店売上高:3~5%減
【企業概要】
高級ブランドで香水、化粧品などの製造および販売を手掛け、製品を世界各地のデパート、専門小売店、量販店、空港免税店などに提供する米国の美容製品会社。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
コティ<COTY> 3.94(-0.93 -19.03%)
化粧品のコティ<COTY>が大幅安。1株損益が予想外の赤字となった。粗利益率、EBITDAも予想を下回っている。同社は26年度上半期について、マクロ経済や関税の不透明感が小売業者の発注抑制と競争環境の激化を招いており、売上高の減収と関税の影響により粗利益率が圧迫されるとの見通しを示した。上半期の既存店売上高については、幅は縮小を見込むものの減収を予想。
ただし、関税対策が下半期には効果が拡大し、既存店売上高も増収を回復すると見込んでいるようだ。
アナリストは「年初来の低迷を受けて同社へのハードルはかなり低かったものの、業績は予想を下回った。さらに、2026年度の上半期の売上高及びEBITDAの見通しの弱さは、少なくともあと2四半期は課題が続くことを示している」と述べている。
(4-6月・第4四半期)
・既存店売上高:9%減
・1株損益(調整後):0.05ドルの赤字(予想:0.01ドルの黒字)
・売上高:12.5億ドル 8.1%減(予想:12.1億ドル)
米州:5.11億ドル(予想:5.15億ドル)
EMEA:5.74億ドル(予想:5.69億ドル)
アジア太平洋:1.67億ドル(予想:1.35億ドル)
プレステージチャネル:7.61億ドル(予想:7.18億ドル)
コンシューマービューティ:4.92億ドル(予想:4.96億ドル)
・粗利益率:62.3%(予想:63.1%)
・EBITDA(調整後):1.27億ドル(予想:1.31億ドル)
(7-9月・第1四半期予想)
・既存店売上高:6~8%減
(10-12月・第2四半期予想)
・既存店売上高:3~5%減
【企業概要】
高級ブランドで香水、化粧品などの製造および販売を手掛け、製品を世界各地のデパート、専門小売店、量販店、空港免税店などに提供する米国の美容製品会社。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース

米株









