【材料】ボーイング、中国向けに最大500機の最終契約に接近と伝わる=米国株個別
(NY時間09:56)(日本時間22:56)
ボーイング<BA> 226.23(+0.61 +0.27%)
ボーイング<BA>が中国向けに最大500機の航空機販売の最終契約に近づいていると伝わった。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。取引が実現すれば、2017年にトランプ大統領が1期目に最後に訪中して以来続いていた販売の空白期が終わることになる。
両国は依然として複雑な航空機販売契約の条件を詰めている段階で、機体の種類や数量、納入スケジュールなどが協議の対象になっているという。数年に渡って進められてきたこの大型契約は、両国がトランプ政権期から続く貿易摩擦を緩和できるかどうかにかかっており、交渉が頓挫する可能性も残されているとも伝えている。
中国当局はすでに国内の航空会社に対して、必要なボーイング機の数について打診を始めているという。今回の取引規模は、中国の当局がエアバスSEと結んだ最大500機の発注(まだ正式発表はない)と同程度になる見込み。
今回のボーイングの受注は、米中双方に利益をもたらす貿易協定の中心となるとみられ、長年に渡り断続的かつ難航してきた交渉の集大成となる。両国の首脳は2023年にも同様の発表に迫ったが、当時のバイデン前大統領と習近平国家主席はサンフランシスコでの首脳会談を航空機契約の締結なしに終えていた。
株価は小幅高で推移している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ボーイング<BA> 226.23(+0.61 +0.27%)
ボーイング<BA>が中国向けに最大500機の航空機販売の最終契約に近づいていると伝わった。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。取引が実現すれば、2017年にトランプ大統領が1期目に最後に訪中して以来続いていた販売の空白期が終わることになる。
両国は依然として複雑な航空機販売契約の条件を詰めている段階で、機体の種類や数量、納入スケジュールなどが協議の対象になっているという。数年に渡って進められてきたこの大型契約は、両国がトランプ政権期から続く貿易摩擦を緩和できるかどうかにかかっており、交渉が頓挫する可能性も残されているとも伝えている。
中国当局はすでに国内の航空会社に対して、必要なボーイング機の数について打診を始めているという。今回の取引規模は、中国の当局がエアバスSEと結んだ最大500機の発注(まだ正式発表はない)と同程度になる見込み。
今回のボーイングの受注は、米中双方に利益をもたらす貿易協定の中心となるとみられ、長年に渡り断続的かつ難航してきた交渉の集大成となる。両国の首脳は2023年にも同様の発表に迫ったが、当時のバイデン前大統領と習近平国家主席はサンフランシスコでの首脳会談を航空機契約の締結なしに終えていた。
株価は小幅高で推移している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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