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【市況】東証グロース市場250指数先物見通し:軟調も下値は限定的か

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

本日の東証グロース市場250指数先物は、軟調も下値は限定的と予想する。前日26日のダウ平均は132.71ドル安の42454.79ドル、ナスダックは372.84pt安の17899.02ptで取引を終了した。「相互関税」を巡る不透明感に、寄り付き後、まちまち。その後、トランプ大統領が自動車関税を発表することが明かになると警戒感に売りに拍車がかかり、ダウも下落に転じた。中国の規制強化を警戒し、半導体セクターが売られ、ナスダックは終日軟調に推移。さらに、セントルイス連銀総裁がインフレの高止まりリスクを警告したため長期金利の上昇も売り材料となり相場は続落し、終了した。下落した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、軟調ながらも下値は限定的と予想する。ナスダック安の影響を受け、売り優勢の展開が見込まれるも、為替は落ち着いており、急落リスクは低そうだ。日足一目均衡表の先行スパン(雲上限)や25日移動平均線などが下値サポートとして意識されるため、押し目買い需要は強いとみる。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比4pt安の664ptで終えている。上値のメドは675pt、下値のメドは655ptとする。

《SK》

 提供:フィスコ

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