【通貨】外為サマリー:一時149円90銭台に上昇、米国「相互関税」を巡る警戒感後退

ドル円は、午前9時時点では149円60銭台で推移していたが、午前10時50分過ぎに一時149円90銭台に上昇。米国のトランプ大統領が4月2日に発動を目指す「相互関税」に関して柔軟な姿勢を示すとの見方が広がるなか警戒感が後退し、ドルは上昇。150円に接近する場面があった。ただ、今後に関してはなお不透明要因が大きく上値は抑えられ、午後には149円台後半での値動きとなった。今晩は米3月総合購買担当者景気指数(PMI)などの発表が予定されており、その結果も注目されている。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0829ドル前後と同0.0010ドル弱のユーロ安・ドル高で推移している。
出所:MINKABU PRESS