【市況】東京株式(前引け)=前日比138円高、円高一服で朝安後値を上げる

日経平均株価は反発。前日のNYダウが小幅に反落したほか、為替が1ドル=148円台半ばまで円高が進んだことが警戒され、朝方の日経平均株価は値を下げてスタートした。ただ、下値には値頃感からの買いが流入したほか、為替が円安に振れたことも好感されプラス圏に浮上。銀行株などを中心に買いが流入した。日経平均株価の上昇幅は一時200円を超え3万7900円台に値を上げる場面があった。
個別銘柄では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>が高く、三菱重工業<7011>やフジクラ<5803>、ディスコ<6146>が上昇した。JX金属<5016>が急伸した。半面、川崎重工業<7012>やIHI<7013>が安く、アドバンテスト<6857>やレーザーテック<6920>が軟調。トヨタ自動車<7203>や商船三井<9104>が値を下げた。
出所:MINKABU PRESS