【材料】バークシャーが決算受け上昇 金利上昇で投資収益が増加=米国株個別
(NY時間09:53)(日本時間23:53)
バークシャー<BRK.B> 493.01(+14.27 +2.98%)
バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイ<BRK.B>が上昇。22日土曜日に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、営業収益が71%増えて145億ドルと予想を上回った。金利上昇により投資収益が増加し、保険事業も改善した。金利上昇を背景に保険投資の収益が48%増えたことが寄与したほか、保険引き受けの大幅回復も追い風となり、同事業の営業利益は同期間に4倍の34億ドルに上った。
また、手元流動性は10四半期連続で増加し、24年末には過去最高の3342億ドルに達した。一方、株売買は67億ドル相当の売り越しとなった。
バフェット氏は株主宛ての年次書簡で、手元流動性の積み上がりへの懸念に言及し、同社の資金の大部分は依然として株式に投資されており、今後もその方針に変更はないと説明。「われわれは経営支配権の有無に関わらず、優良企業の所有よりも現金同等資産の所有を優先することはない」と述べた。
バフェット氏はまた、保有している未公開株の価値が増加し、昨年は市場性のあるポートフォリオの価値を遥かに上回る状態が続いたと述べた。同期間に、公開株の保有は23%減少し、2720億ドルとなった。同氏はまた、日本の商社株の保有を「時間をかけて」増やす可能性が高いとの見方も示した。
(10-12月・第4四半期)
・営業収益:145.3億ドル 71%増(予想:98.7億ドル)
保険引受:34.1億ドル
保険・投資:40.9億ドル
鉄道事業(BNSF):12.8億ドル
バークシャー・ハサウェイ・エナジー:7.29億ドル
その他管理事業:32.6億ドル
非支配事業:6.95億ドル
その他:10.7億ドル
・純利益:196.9億ドル
・保険フロート:1710億ドル
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
バークシャー<BRK.B> 493.01(+14.27 +2.98%)
バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイ<BRK.B>が上昇。22日土曜日に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、営業収益が71%増えて145億ドルと予想を上回った。金利上昇により投資収益が増加し、保険事業も改善した。金利上昇を背景に保険投資の収益が48%増えたことが寄与したほか、保険引き受けの大幅回復も追い風となり、同事業の営業利益は同期間に4倍の34億ドルに上った。
また、手元流動性は10四半期連続で増加し、24年末には過去最高の3342億ドルに達した。一方、株売買は67億ドル相当の売り越しとなった。
バフェット氏は株主宛ての年次書簡で、手元流動性の積み上がりへの懸念に言及し、同社の資金の大部分は依然として株式に投資されており、今後もその方針に変更はないと説明。「われわれは経営支配権の有無に関わらず、優良企業の所有よりも現金同等資産の所有を優先することはない」と述べた。
バフェット氏はまた、保有している未公開株の価値が増加し、昨年は市場性のあるポートフォリオの価値を遥かに上回る状態が続いたと述べた。同期間に、公開株の保有は23%減少し、2720億ドルとなった。同氏はまた、日本の商社株の保有を「時間をかけて」増やす可能性が高いとの見方も示した。
(10-12月・第4四半期)
・営業収益:145.3億ドル 71%増(予想:98.7億ドル)
保険引受:34.1億ドル
保険・投資:40.9億ドル
鉄道事業(BNSF):12.8億ドル
バークシャー・ハサウェイ・エナジー:7.29億ドル
その他管理事業:32.6億ドル
非支配事業:6.95億ドル
その他:10.7億ドル
・純利益:196.9億ドル
・保険フロート:1710億ドル
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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