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【材料】アップル、今後4年間で米国内に5000億ドルを投資する計画=米国株個別

(NY時間09:39)(日本時間23:39)
アップル<AAPL> 245.97(+0.42 +0.17%)

 アップル<AAPL>は本日、今後4年間で米国内に5000億ドルを投資する計画を発表した。2万人を新規雇用し、AIサーバーの生産を行うという。同社は、トランプ大統領が中国からの輸入品に課す予定の関税について救済措置を求めている。

 アップルの投資計画には、ヒューストンでの新たなサーバー製造施設の建設、ミシガン州のサプライヤーアカデミーの設立、国内の既存サプライヤーへの追加支出などが含まれる。
 
 クックCEOは数日前に、トランプ大統領と会談した。大統領は会談後、「彼は数千億ドルを投資する」と述べ、アップルが関税を避けるため、地元に投資すると示唆した。

 トランプ大統領は、同社がアイフォーンやその他の製品の大部分を製造している中国からの輸入品に、10%の追加関税を課す方針を示している。ただ、大統領は以前、米国への投資と引き換えに救済措置を講じてきた経緯がある。

 この発表に対してトランプ大統領は「ありがとうクックそしてアップル」と投稿していた。

 いまのところ株価への影響は限定的。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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