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【注目】ベッセント氏 為替レートの変動、消費者の嗜好変化、中国製品の低価格化が関税の影響を緩和

 次期米財務長官に指名されているベッセント氏の上院での公聴会が行われており、為替レートの変動、消費者の嗜好の変化、中国製品の低価格化がすべて、米消費者に対する関税の影響を緩和するだろうと述べた。

 「消費者の嗜好が変わるかもしれない。現在の経済停滞から輸出で抜け出そうとしている中国は、市場シェアを維持するために価格を引き下げ続けるだろう」と述べている。このコメントは、同氏の主張を机上の空論と呼び、貿易摩擦のコストは米国民が負担することになると述べた民主党のワイデン上院議員からの質問に対する回答。

 トランプ氏は2024年の大統領選挙のキャンペーン中に、すべての輸入品に10%から20%の最低関税を課し、中国からの輸入品には60%以上の関税を課すことを提案していた。

 また、同氏はロシアの石油メジャーへの制裁は支持するとも述べた。

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