【市況】株価指数先物【昼】 中盤以降は200日線、‐2σを上回っての推移
日経225先物は11時30分時点、前日比120円高の3万8620円(+0.31%)前後で推移。寄り付きは3万8760円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万8725円)を上回る形から、買い先行で始まった。現物の寄り付き直後につけた3万8810円を高値に軟化し、中盤にかけて一時3万8410円と下落に転じる場面もみられた。ただし、売り一巡後は終盤にかけて持ち直し、プラス圏を回復。200日移動平均線(3万8520円)、ボリンジャーバンドの-2σ(3万8530円)を上回って推移している。
日経225先物は買い一巡後にショートの動きが強まり、一時3万8410円まで売られ、ナイトセッションでつけた安値(3万8470円)を割り込んだものの、その後はプラス圏を回復した。指数インパクトの大きいところではアドバンテスト <6857> [東証P]が弱い値動きだが、一方で、ファナック <6954> [東証P]、ファーストリテイリング <9983> [東証P]、東京エレクトロン <8035> [東証P]が買われ、日経平均型を牽引する形となった。
NT倍率は先物中心限月で14.30倍に低下した。14.36倍で始まり、一時14.27倍をつける場面もみられた。東証プライムの騰落銘柄は値上がり数が6割を占めているほか、セクターでは医薬品、建設、石油石炭、ガラス土石を除く29業種が上昇しており、相対的にTOPIX型優位の状況である。
株探ニュース