【材料】テスラに買い戻し　強気ケースで８００ドルの目標株価も＝米国株個別

（NY時間14:53）（日本時間04:53）
テスラ<TSLA>　393.75（-0.99　-0.25%）

　ＮＹ時間の終盤に入ってテスラ<TSLA>に買い戻しの動きが出ている。本日はトランプ氏の政策で環境規制クレジットの販売がリスクにとの報道もあり売りが先行。取引開始直後に一時３８０ドル付近まで下落する場面も見られた。しかし、その後は先週末付近まで下げ渋っている。

　大手証券のアナリストが目標株価を引き上げたＡＩを搭載した自動運転車、いわゆるロボタクシーの導入を進める同社株には大幅な上昇余地があるという。目標株価を４３０ドルに引き上げ、強気のケースでは８００ドルの可能性もあるという。

　半自律型電気ロボットにおける同社のリーダー的地位により、同社は継続的かつ高利益率の売上を生み出す企業に転換できる可能性があると述べている。

　同社は２０４０年までに７５０万台の自律走行車を展開すると見ており、強気ケースでは同期間に１２００万台を展開すると見ているという。「強気シナリオは、欧州進出を含む国際的な事業拡大や価格決定力の向上および競合他社の減少といった状況において実現する」とも述べた。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース